越境の覚書【更新】 | 八王子の総合不動産会社|エイトホーム

  • 越境の覚書

    【越境の覚書とは】
    自分の土地に隣の家の塀や樹木などが境界線を越えて侵入している(越境している)状態について、「事実を双方で確認し、現状は許容するが将来的に(建て替え時などに)撤去・移動する」という内容を合意・記録した書類です。不動産売買時に隣地とのトラブルを防ぎ、買主への引き継ぎを明確にするために作成され、トラブル回避や不動産価値維持に役立ちます。覚書のポイントを以下にまとめました。


項目

内容

1. 越境の内容と範囲の明確化

- どの部分が越境しているのか(例:隣地の土地や建物の一部)
- 越境している範囲や面積を具体的に記載

2. 当事者の特定

- 越境している土地や建物の所有者(越境者側と被越境者側)
- 住所、氏名、連絡先などを明記

3. 越境の原因と状況

- 建築時の誤差や経年変化など、越境の理由や経緯を記載

4. 解決策や対応策の合意

- 越境部分の撤去や修正、境界線の確定など、今後の対応について合意
- 必要に応じて修繕や補償についても記載

5. 法的効力と今後の対応

- この覚書の法的拘束力の有無を明記
- 今後のトラブル防止の取り決めや、正式な境界確定の手続きについても触れる

6. 署名・押印

- 当事者双方の署名と押印を行い、合意内容を証明

7. 補足

- 早めに覚書を作成し、双方が納得した内容を記録する重要性
- 不動産の専門家や弁護士への相談も推奨






  • ページ作成日 2025-12-15