不動産を購入した場合の固定資産税は【いつ支払う?】~ 購入時に押さえておきたい固定資産税の基礎知識 ~【更新】 | 八王子の総合不動産会社|エイトホーム
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不動産を購入した場合の固定資産税は【いつ支払う?】~ 購入時に押さえておきたい固定資産税の基礎知識 ~

不動産購入では、物件価格や諸費用に注目が集まりがちですが、購入後に継続して発生する固定資産税についても、事前に正しく理解しておくことが重要です。
本記事では「いつ支払うのか」を中心に解説します。
■ 固定資産税とは
固定資産税は、毎年1月1日時点で不動産を所有している方に課税される地方税です。
市区町村が課税主体となり、税額は「固定資産税評価額 × 標準税率(原則1.4%)」で算出されます。
■ 固定資産税はいつ支払う?
固定資産税の納税通知書は、毎年4月~6月頃に市区町村から送付されます。
主な納付方法は以下のとおりです。
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年4回の分割納付
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年1回の一括納付
※納期限や回数は自治体ごとに異なります。
■ 不動産を購入した年の固定資産税
固定資産税は、1月1日時点の所有者に1年分が課税されます。
そのため、売買によって不動産を取得した年は、原則として 売主宛てに納税通知書が届きます。
■ 実務上は「日割り清算」が一般的
売買契約では、引渡日を基準として固定資産税を日割りで負担するケースが一般的です。
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売主:1月1日~引渡日まで
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買主:引渡日~12月31日まで
買主負担分は、引渡時に「固定資産税清算金」として売主へ支払います。
※日割り計算の起算日は、地域慣習(関東:1月1日、関西:4月1日など)により異なります。
■ 翌年以降の支払いはどうなる?
不動産の引渡し後、翌年度からは買主に直接、納税通知書が送付されます。
以降は毎年、固定資産税を継続して納付していくことになります。
■ 固定資産税の軽減措置について
住宅用不動産では、一定条件を満たすことで固定資産税の軽減措置が適用される場合があります。
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新築住宅:建物部分の固定資産税が一定期間1/2
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中古住宅:築年数や耐震基準により軽減対象となるケースあり
適用条件は物件ごとに異なるため、事前確認が重要です。
■ 購入前に確認しておきたいポイント
✔ 年間の固定資産税額
✔ 日割り清算の起算日
✔ 軽減措置の対象となるかこれらを把握することで、購入後の資金計画をより正確に立てることができます。
■ まとめ
固定資産税の支払い時期は、以下のように整理できます。
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毎年4~6月頃に納税通知書が届く
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購入年は引渡日を基準に日割り清算
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翌年以降は買主が直接納付
固定資産税を含めたランニングコストを理解することが、安心できる不動産購入につながります。
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ページ作成日 2025-12-08
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