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手付金とは?~不動産取引における大切な契約金~
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    🏠 手付金とは?不動産取引における大切な契約金

    不動産売買契約を結ぶとき、多くの場合「手付金(てつけきん)」が支払われます。
    手付金とは、売買契約が正式に成立したことを示す 証拠金 のようなもので、売主と買主が安心して契約を進めるための重要な役割を持っています。




    📌 手付金の主な役割

    1. 契約の証拠

    手付金を支払うことで「この契約は確かに成立しました」という意思表示になります。

    2. 解約手付

    不動産契約では、買主が契約をやめたい場合は 手付金を放棄 することで、売主がやめたい場合は 手付金の倍額を返す ことで、契約を解除できるルールがあります(民法第557条)。

    3. 将来の売買代金の一部

    手付金は最終的に売買代金の一部に充当されます。たとえば3,000万円の物件で手付金300万円を支払った場合、残りの支払いは2,700万円になります。


    💰 手付金の金額の目安

    一般的には、売買価格の5〜10%程度 が相場です。

    • 高額物件の場合 → 5%程度

    • 一般的な住宅の場合 → 5〜10%程度

    ただし、金額は契約時の合意によって自由に設定できます。


    ⚠️ 手付金で注意すべきこと

    1. 契約解除の期限
       手付金を使って解除できるのは、契約で定められた期限まで。引渡し直前では解除できない場合が多いです。

    2. 振込先や領収書の確認
       手付金は高額になるため、必ず売主本人や仲介業者を通じて安全に支払いましょう。領収書も必ず受け取ります。

    3. 手付金の保全措置
       新築マンションなどでは、売主の倒産に備え「手付金保全措置」が義務付けられています。
       


      まとめ

      手付金は「契約の証」「契約解除の権利」「売買代金の一部」という3つの役割を持つ重要なお金です。
      契約時は金額や期限、支払先をしっかり確認し、安全な取引を行いましょう。


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    ページ作成日 2025-08-09