セットバックとは?不動産購入で注意すべきポイント【更新】 | 八王子の総合不動産会社|エイトホーム

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セットバックとは?不動産購入で注意すべきポイント
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    🏠 セットバックとは?不動産購入で注意すべきポイント

    不動産を購入する際に、図面や役所調査で目にすることがあるのが 「セットバック」 という言葉。
    初めて聞く方にとっては分かりにくい用語ですが、購入判断に直結する大切なポイントです。



    ✅ セットバックとは?

    建築基準法では、道路の幅員(道路の広さ)が 4m以上 必要と定められています。
    ところが、古い住宅地では幅員4m未満の細い道に面した土地も多く存在します。

    その場合、

    • 建物を建てるときに道路の中心から 2m後退 して敷地を使う

    • この「後退した部分」を セットバック部分 と呼ぶ

    👉 セットバック部分は 道路とみなされるため、建物は建てられません



    📏 セットバックの具体例

    例:

    • 道路幅員が3mの土地に面している場合

    • 中心から片側1.5mずつ確保する必要がある

    • 自分の敷地から 0.5m分を道路として提供 しなければならない

    結果として、
    土地面積がその分狭くなる → 建物を建てられる有効面積も減る という影響が出ます。



    🧐 購入時に気をつけるポイント

    1. 建築可能な面積を確認する
      → 図面上の土地面積と、実際に建てられる建物の広さは異なる場合があります。

    2. 登記簿面積と有効宅地面積を見比べる
      → 登記上100㎡あっても、セットバック後は90㎡しか使えないことも。

    3. 費用負担を確認する
      → セットバック部分の舗装や塀の撤去は、原則として所有者(買主)の負担です。

    4. 再建築時の影響を考える
      → 将来建て替えるときもセットバック規制が適用されます。



    💡 まとめ

    セットバックは、見落としがちな購入時のチェックポイントです。
    図面上の「土地の広さ」だけでなく、実際に建てられる面積や将来の資産性 に大きく関わります。

    👉 不動産を購入するときは、必ず 役所調査や不動産会社からの説明 を受けて、安心できる土地を選びましょう。


    当社では、物件ごとに「セットバックの有無」「有効宅地面積」を丁寧にご説明しています。
    「気になる土地があるけど大丈夫かな?」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

    お問い合わせはこちらから☞エイトホーム八王子
     


    ページ作成日 2025-09-01